窓用エアコン(ウィンドエアコン)というものがあるようなので、自分なりに検証してみようと思います。
◆メリット
・自分で設置できる
・業者に工事してもらう必要が無い
・普通のエアコンと同じくらいの価格
◆デメリット
・インバータ制御が無い
・騒音が常時する
・電気代が高い
窓用エアコンのメリット
普通のエアコン(壁掛けエアコン)は『業者に工事してもらって設置する』ため『工事費用』が余分にかかる場合があります。また、業者頼みであるため、時期によっては『予約が多いため工事は2ヶ月先になる』なんて事態になることも。
真夏にエアコンが壊れてしまって『2ヶ月予約で無理です』なんて言われてはたまったものではありません。こういう時は妥協して『窓用エアコン』を購入するってのはありだと思います。我慢できませんからね。
ネットで調べた感じ、窓用エアコンは『価格4万円程度』で売られていました。たぶん電気屋さんで買うとなるともっと高くなると思います。でも『自分で設置できる』というメリットは大きいので、どうしても待つことができない場合は窓用エアコンを検討してみましょう。
窓用エアコンのデメリット
窓用エアコンのデメリットは『インバータ制御が無い』ということでしょうか。
普通の壁掛けエアコンはほとんど『インバータ制御』の機能があります。インバータ制御と言うのは『室内が一定の温度に達したらエアコンが自動停止する』というものです。定期的にエアコンが止まるため電気代が節約できるというわけです。
しかし、窓用エアコンにはインバータ制御がありません。そのため、部屋は冷えているにもかかわらずエアコンは常にフル稼働を続けます。そのため電気代が多くかかってしまうんですね。
設置環境によるとは思いますが、ざっくり言うと一カ月当たりの電気料金は窓用エアコンの方が2倍くらい高くなるっぽいです。
近年の夏は暑いですし、暑い期間も長いですからね~。6~9月の4ヶ月間ほどエアコンを使うとして、窓用エアコンで月に1万円なら4ヶ月で4万円、壁掛けエアコンなら2万円です。1年で2万円の差なら、10年で20万円の差が付きます。これは大きいです。
ですから、料金のことを考えるなら普通の『壁掛けエアコン』の方が圧倒的にお得と言うことになります。
窓用エアコンがお勧めな人
上記のように考えると、あまり窓用エアコンはメリットが無いように感じますね。では、どういう人に窓用エアコンがお勧めになってくるのか?
・エアコンが壊れたのに、業者がすぐに来れない
・あまり人を自分の家に入れたくはない
・家にいる時間が短くエアコンをあまり使わない
・外調機を設置するスペースが無い
このような場合は『窓用エアコン』を検討するのもありだと思います。