中国には「エスカレーターで登山」する場所があるようです。現地では「無痛登山」というみたいですね。驚きです。これを見て最初に思ったのが「雨風にさらされて錆びるんじゃない?」です。その点を中心に、自分なりに調べて考察してみました。
>>登山エスカレーターの動画<<
エスカレーターで登山できる場所

山にエスカレーターが設置されているのは浙江省杭州市淳安県の「天嶼山」だそうです。
山としては低いですが、何やら登山が極めて困難な場所が多いようです。それで登山としては不人気だったのしょうね。「それならエスカレーターを設置すればいいや!」という勢いで設置されたみたいです。発想が凄い。
エスカレーターが設置されているのは一ヶ所だけでなく、複数個所に存在するみたいです。
みたいな感じですね。何本のエスカレーターがあるかは正確にはわかりませんでした。
>>登山エスカレーターの動画2<<
エスカレーターはともかくとして、滑り台は怖そうです。二度と来たくはないというお父さんの気持ち、よくわかります。
いや、エスカレーターも間違って転んだら、下まで転げ落ちると思いますよ。エスカレーターでゴロゴロと転げ落ちる動画、みたことあります。かなり高いし、命にかかわりそう。安全面はどうなのかな~と心配ではありますね。
エレベーターの使用料金は?
エスカレーターの使用料金はハッキリしたことがわかりませんでした。
どうやらこの山自体が「入場料」を取られるらしく、エスカレーターの料金はそれとコミになっているのではないかなという雰囲気です。おそらく、観光会社で行く場合は、観光会社が先に支払ってくれているということで、料金は発生しないものと思われます。
観光としていくとしたら、なかなか手ごろな料金だと思います。日本では味わえない経験になるでしょうし。
登山としては1時間ほどかかる場所だったようですが、エスカレーターのおかげで10分で頂上にたどり着けるそうです。エスカレーターに乗っている時間は5分ほど。
維持管理できる? 壊れない?
私が一番気になったのはココ。
中国と言ったら「壊れる!」「爆発する!」というイメージです。安全面は大丈夫なの? とどうしても心配になります。その点を自分なりに考察してみました。
この記事を書いているのが2025年12月。約3年ほど運営しているってことですね。かなりの人数が使用してきたでしょうし、簡単には壊れないしっかりしたつくりになっているのでしょう。
日本円で2億円で作られたようです。思ったより安いですね。
そして、2023年の売り上げは3.7億元。日本円に直すと81億円ほど。1年ほどで余裕で元が取れています。2024年以降、人数が減っているとしても、黒字経営なのは間違いなさそうです。
観光政策としては大成功と言えるでしょう。
では、維持管理費はいくらくらいかかるのか?
業務用エスカレーターの維持管理費がフルメンテ契約で300万円弱。だと聞きます。これは屋内の商業施設やオフィスを前提とした話です。
・ゴミ(砂/落葉)清掃が増える
・停電・落雷・強風で止める運用や点検が増える
・部品搬入や作業員のアクセスが重い
・冬季停止→再開前整備が必要
こういったことを考慮すると、1億円くらいはかかるのではと勝手に予想しています。
でも、2023年だけで81億円の売上です。今、製作費2億円のエスカレーターが壊れたとしても十分元は取れたと思いますよ。
屋内のものを屋外に設置しているわけですから、「絶対に数年で劣化するだろう!」とどうしても思ってしまいます。
しかし、よくよく考えてみると遊園地などのジェットコースターは屋外に設置され管理されてますよね。何十年も。ジェットコースターに限らず、遊園地にあるほぼすべての乗り物は屋外に設置されています。それでも問題なく、遊園地は運営できているわけです。
おそらく、中国のこのエレベーターは「遊園地のノウハウ」で運営されているはずです。屋外に設置した場合、どこを気を付けなければいけないのかはしっかりわかっているものと思われます。
そう考えると、このエレベーターはそう簡単には壊れないと思えますね。おそらく2~30年は持つのではないでしょうかね。遊園地のノウハウがあれば、十分大丈夫だと思えます。
ま~、それでも「中国ならやらかしてしまう!」というイメージではありますね。いろいろあるお国柄ですから。それでも、先で述べた通り、2023年だけで81億円です。2025年までに200億円くらいは収益があった可能性があります。
そう考えると、例え壊れても新しく作り直すくらいの資金は十分あるでしょう。十分、成功していると考えられます。
・・・・・でも、私は怖いから乗りたくないかな(笑。