皆さん、こんにちは。ムスイです。
今回は2024年から治験がはじまる「歯生え薬」に関して情報をまとめていこうと思います。
2024年:世界初の「歯生え薬」の治験
「歯生え薬」とは凄いものが登場してきましたね。現在は「先天性無歯症」の方をターゲットにした治験のようですが、虫歯で歯を失った人も可能になる可能性もあるようです。
5月:歯生え薬の治験を9月から行う
北野病院などの研究グループが世界初となる「歯生え薬」の治験を9月から行うと発表しました。「治験」というのは人を対象とした最終チェックのようなものでしょうか。動物実験ではうまくいっているので、今度は人間に、ということです。
「歯生え薬」とはまた凄いものが登場してきましたね。歯を失ったら「部分入れ歯」「ブリッジ」が一般的です。でも、「部分入れ歯」は食べにくいようですし、「ブリッジ」は両側の歯を大きく削るためあまり良くないと聞きます。ま~私がやるとしたら「部分入れ歯」の方でしょうか。
そこへ「歯生え薬」なるものが登場してくるとのこと。上手くいけば2030年ごろから実用化する可能性があるとのこと。素晴らしい。
面白いのが治療方法。なんと「腕から点滴で投与して歯を生やす」というのです。歯に注射でもするのかな~と思ったら、点滴ですか。となりますと、10本歯が無い人は、10本歯が生えてくるということなのかな? その点、もう少し情報が欲しいところですね。
ちなみに、料金は「150万円」を見込んでいるとのこと。た、高いです。でも、もし「失った歯が全て新品で生えてくる」ということなら、むしろ安いかもしれません。でも、2030年ごろには「200万円」とか「300万円」とかになってそうな気も。
(情報引用元:FNNプライムオンライン、「歯が生える苦し」世界初の治験開始、読売新聞オンライン、世界初の無歯症の治療薬へ)
6月:成人男性30人で治験
「歯生え薬」の治験内容に関しての情報がありました。
・2024年9月から治験
・11ヶ月にわたって行われる
・1本以上の歯を失っている30歳から64歳の男性30人を対象
前の情報では「腕から点滴で投与して歯を生やす」でしたね。「1本以上の歯を失っている人」を対象にしているわけですから、やはり「点滴で複数本の歯が生えてくる」と言うことなのかもしれません。上手くいくといいですね。動物実験では「副作用は報告されていない」とのこと。
11ヶ月にわたって行われるとのことなので、2025年の8月ごろにある程度の結果が出てくるかも。データをまとめるのに数カ月かかるかもしれませんし、遅くとも2025年末までにはうれしい報告があることを願いたいところです。
ボロボロの歯の人は無理かも?
私も詳しくは知りませんが、どうやら歯を生やす際に「点滴」だけでなく「歯に注射」も行うという話しのようです。新情報ですね。
そして、こちらの歯医者さんの予想では「ボロボロの歯の人は歯の種もダメージを受けている可能性が高いため、歯を生やすのは難しいかも」と予想されています。ま~、当たってほしくはない残念な予想です。世界中の「入れ歯難民」の方々のために、ぜひとも研究者の方々には頑張っていただきたいところですよ。